飛行機関連の映画。
笑いあり、涙あり、の映画?
なんだけど、私の中では、各業種が頑張っているのが印象的でした。
キャビンアテンダント、グランドアテンダント、パイロット、整備士、管制官、などなど。
それぞれの仕事をこんなにも頑張っている、っていうのが好感でした。
まぁ、そもそも飛行機とか空港とか好きな私だけど。
特に印象に残ったのは、すごく頑張っている先輩グランドアテンダント。一生懸命で、(できない)後輩教育も頑張ってて、女女してる訳ではないけど、自分を捨ててなくて。
働く女の子としては、非常に親近感♪
そして、チーフのキャビンアテンダントの発言。
途中で不具合で引き返すことになったことに、ホノルルまでこのまま飛べ、と文句を言ったお客。
CAが謝ったらさらに怒ってしまい、もうお前なんか俺の前に二度と顔を出すな、とまで言われて。
チーフは凄かった。
引き返すことでの御迷惑は申し訳ありません。
だけど、お客様一人の都合で他のお客様の安全を無視し、危険を冒してこのまま飛び続ける訳にはいきません。
と。
そしたら、お客さんは、俺がおかしいことを言っていると言うのか!と激怒。
チーフは、それに対しても、はっきりと「はい。そういうことになります」と。
お客さんは、さっきのCAは謝ったではないか、矛盾してる。おかしい!謝ったということはお前たちが悪いということだろう、と怒る。
チーフは、それはさきほどのCAが間違っていたと思います、と。
謝って済まそうという発想で謝ったのだろうが、それは間違っている、と。
そのうえで、チーフはCAの仕事は次回もこの飛行機に乗りたいな、と思うようなサービスをするのが私たちの仕事である、と説明した。
謝って済ますだけでは、次回乗ろうとは思ってもらえない、と。
お客さんも間違っている。謝って済まそうとしたCAも間違っている。
両方をそのようにきちんと説明して、さらには自分たちの仕事について説明して。
凄いと思った。
サービス業って何なんだろう、と思った映画でした。
来年、というか4ヶ月後は私もサービス業の端くれですからねぇ。
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