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Nov 22, 2009

『<神道>のこころ』

私は、特に信じている宗教はない。
キリスト教でもないし、イスラム教でもないし、仏教でもないし。
しいて言えば、神道が好き。
でも、基本的には宗教自体に興味もない。

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でも、そんな私が宗教もいいものかもしれない、と思った出来ごとが半年ほど前にあった。

友人Hちゃん。
キリスト教徒。毎週ちゃんとお祈りに行くような、しっかりした(?)キリスト教徒。
彼女のおうちに言って、ご飯を食べる機会があった。

そしたら、ご飯の前にお祈りをしてた。
"こんな友人たちとこのような場所で学ぶ機会を与えてくれてありがとう"
"いい天気の中ですごく楽しい一日をありがとう"

というような、感謝の内容で。
すごく素敵な考え方だな、と思って、印象に残りました。

だからと言って、キリスト教に興味を持った訳でも、宗教に興味をもった訳でもないんだけど。
そもそも、キリスト教を信じてる欧米の国々の人たちはあんまりそういう気持ちもってなさそうだし。

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だけど、この度、自分の気持ちと向き合う中で、宗教ってもしかしたらいいものかもしれない、と思って。
でも、私は無宗教。で、一番最初に戻る訳です。

無宗教な中でも、好きなのは神道。
なら、神道について知ってみてもいいんじゃないか、と。
神様がいて、神社で、二礼二拍手一礼であること。
その程度しかしらない。

そして、読んでみたのが葉室頼昭さんの『<神道>のこころ』。
心が洗われるような、そんな気持ちがしました。

神道って日本の宗教なのに、全然知らなかったし、読んだからと言って分かる訳ではない。
だけど、感謝のこころをもっていたいと思ったし、頭でガチガチに考えずに、心の赴くままに生きてていいのかな、と思った。
世の中には所謂”理屈”に合わないことだってありうるし、自分の気持ち(恨んでるより、感謝の方がいいし)って大事なんだな、って。
ガチャガチャ騒がなくても成るようになるだろうし、なった通りに受け入れて生きていっていいのかな、とか。
そんな気持ちにしてくれるだけでも意味があるんだと思った。

日本っていいなぁ、って。
改めてそんなことを思いました。

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