初日は東横インに宿泊。
そして、二日目。どうしても泊まってみたかったとのことで、都ホテルへ。
この落差スゴイよね(笑)
でも、試験も終わったし、ご褒美的な感じ。
最後をこっちにしたから、こっちの印象が残るし。
村野藤吾さんが手がけたホテルなのだそう。
和風な佳水園の中はこんな感じ。
あとは、天井が低めに設定されているところも、ぽいな、と。
ちゃんと階段も直線ではなくて、曲線を多用しているあたりも、ぽいです。
翌朝。面接試験に向かう前に、一巡り。
佳水園の外観はこんな感じです。
屋根が低く、屋根が薄い。
中庭がやっぱりあって、中央にはひょうたん型の芝が。
これが門。
そして、驚いたのが、見取り図。こんな複雑なんだね。
確かに、中を歩いていてもどこにいるのかさっぱり。
複雑に上下があるところに立てているからなんでしょうね。
こちらは、本館の方の哲学の庭。
立体的で面白い。
朝ごはんは、葵殿で食べられました!
普段はレストランしか開放していないそうなのですが、たまたまその日は、宴会場を開放していたので、迷わずこちらで。
和風な宴会場で面白かった。あんまり東京だと見ないもんね。
そして、宴会場から直接は出られないものの、窓の外には庭園が広がっているという。
このお庭は、小川治兵衛さんが作ったお庭。私の大好きな国際文化会館と同じ人です。
美味しくって、若干食べ過ぎました(笑)
面接試験を終えて、ホテル近くの場所を二ヶ所だけ巡ってから東京に帰ることに。
一ヶ所目が並河靖之七宝記念館。
以前、明治の超絶技巧の展示を見に行った時にみた、ちょーーーー細かい七宝を焼く方です。
http://www8.plala.or.jp/nayspo/index.html
やっぱり七宝は美しかった。
すごく細くて繊細で。
そして、作る過程の恐ろしく細く繊細な作業をみてびっくり。
やはり、超絶技巧だわ。
七宝目当てでいったのですが、なんとお庭もありまして。
ここも、小川治兵衛だそうです。
ちょうど雨が降っていて、お水の感じもよい感じ。
面白いのが、このように、お家の下にお水が入り込んでいる作りをしているので、部屋側から見ると、お庭の中に入り込んでいるかのような、そんな感覚になるお庭でした。
もう一ヶ所立ち寄ったのが、近くの無鄰庵。
https://www.city.kyoto.jp/bunshi/bunka/murin_an/murin_an_top.html
山県有朋の別荘なんだそうですが。
おうちはどうでもよくて、庭をみたくて来ました。
(というのも、並河さんの七宝のところにお庭があるとも思っていなくて。笑)
聞けば、ここも小川治兵衛だそうで。
東山の一帯は小川治兵衛の作品が多いんだって。知りませんでした。
こんな感じ。
広くて、池から手前にかけて大きな水の流れがあって、という。
背景には東山も借景していて、みてて気持ちが広がる気がするような、そんな広がりのあるお庭でした。
これが奥側から見た所。
微妙な高低差をつけて水を流しているようで。
こちら側は静、そこから落ちていくお家側は動、みたいなイメージ。
そして、遅めのお昼ご飯は順正の湯豆腐♪
人生3回目くらいだけど、何回食べても美味しいのである♪
まだまだ紅葉には早かったものの、一部紅葉は始まっていました。
最後に、ホテルに帰ってきて、ホテルの美しい階段の前で写真を撮ってもらって東京へ。
この階段の曲線はやはり村野さんらしいと思う。
という、弾丸2泊3日(まぁ、初日は夜中に京都に着き、二日目は半分以上試験、三日目は早めに東京へ、という感じでしたけど。)京都旅行でした。
でも、楽しかった。無事に行って帰ってこられたしね。
でも、やはり乗り物にのると血圧がバカ上がりするからか(いつも、大抵140/100くらいまで上がってしまうのです。今回は怖くて測ってないけど)、赤ちゃんは途中やたら静かで怖かったくらい。
東京に戻ってきて、私の乗り物酔いが収まる頃からはまた普段通りのバタバタ具合だったので、やはり私が乗り物酔いで死んでいる=血圧がバカ高い、と赤ちゃんは苦しいのかもしれません。
反省。でも、これでもう学会や勉強会の類は今年はないから(全部取り下げたので)、おとなしくしてます。
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