Pages

Jun 15, 2009

なつかしの

今日、病棟で驚くべき人に出会いました。
想像できます?

今日、病棟で出会ったその人は、長らく会いたいと思っていた人でした。
というか、別に彼に会いたかった訳ではなく。
その人は今日が「初めまして」なんです。

その人の出身地が驚きなんです。
某P国の某K市。

大事な幼少期のうちの4年もを過ごし。
今の私を作ったと言っても過言ではなく。
ずっとずっと感謝をしていて。
どんなニュースが流れようとも、どうしても嫌いになれなくて。
死ぬまでに一度行きたい。

そう思っている場所の出身でした。


そう。
パキスタンのカラチ出身という医学生。

そもそも、パキスタンを知らない人が多いと思うけど。
インドの西の国。
アフガニスタンの隣。
イランの東。

カラチは一番南の海沿いの都市です。
大きな都市です。


驚きました。
ここで、同じ高校出身者とか、同じ病院で生まれた人とか、そういう人に会う確率よりも低いと思うんだよね。
本当に驚きました。


そして、改めて感謝しました。

パキスタン。カラチ。
あの4年間がなければ、今の私はありえません。
今の大学・学部に入れていないと思う。
海外に/アメリカの教育に、興味を持っていないと思う。
絶対に、今ここにいない。
今の私が考えるようには考えていないだろうし、今の私が持っているような夢は持っていない。

それくらい、感謝をしている都市/国。
世の中にどんなニュースが流れようとも、私はやっぱりパキスタンは嫌いになれません。
決して、いいことをしている国だとは思わないけど。
でも、大好きな国です。

特に、日本人にはいいイメージがないの知ってるけどね。
パキスタンに住んでたことがある、と言って、微妙な顔をしない日本人はほとんどいない。
一歩間違えば、確実にいじめの対象。

欧米人にパキスタンに住んでたことある、と言った時は全然違う反応なのにね。
すごく肯定的なのにね。

小学校の頃からそうだったからもう慣れたし、大好きな国・今の私を作った国だからいいけど。
偏見を持つのはやめてね。

No comments:

Post a Comment