赤子を見ていて思うこと。
「臍の緒はもうありません。」
病院で仕事で診てる子達に対しては、臍の緒はもうないから呼吸頑張れ!と応援していた。
家で自分の子を見てると、違う意味で臍の緒はもうないのだよ、と思う。
波はあれど24時間ペースで栄養が来ていた臍の緒。
そのペースでご飯を欲しがられても厳しいものがある。
「おっぱいは動きません。」
もちろん、自分で探してます。
なんなら、自分で気にいる位置に何回でもくわえ直します。
が、くわえたまま気になった方向に顔を持って行こうとするのです。
当然、口から外れます。外したでしょ!と鼻息が荒くなる。
おっぱいは動きません。
「それは私ではありません。」
自分でいろいろやっては、それでビックリして泣いたりするけど、でも、それは自分だよ?と思うのです。
上記のおっぱいもそう。
お風呂に入っていて何を思ったか両手でバシャン!としてビックリして大泣きとか。
おっぱいを手でつかみ、だから口に入れられなくて怒るとか。
それは私ではなく、自分です。
「別に、他の人はおっぱい欲しくないです」
飲む時が一番真剣です。
何をするよりも真剣です。
だから、すごく真剣な怖い顔をして飲みます。
そんな時に誰かが覗き込むと、ギロッと睨むというか、ガンつけるみたいな目つきになるのです。
いや、おっぱいは他の人は欲しくないから、あなたしか飲まないよ、、、と思うのです。
それだけ真剣なのでしょう。
「眠いなら寝たらいい」
どうも、寝ぐずりをします。
眠い、でも上手く寝付けない、という感じなのかな。
眠い、まだ起きてたい、なのかな。
泣いてもいいのです。赤ちゃんだし。起きてたいなり、寝られないなり、本人なりの訴えがあるのでしょうから。
でも、ビェーンと泣いているのを見ると思うのです。
そんなに辛そうに泣かなくても、寝たらいいのに、と。
→ とか思っていたら、泣いたら子守唄、を繰り返すこと5日。安心の歌と覚えたのか、子守唄を歌うとピタッと泣きやんで寝るようになりました。条件反射的な?
とはいえ。
親の自分が言うのも非常になんなんですが、親孝行な新生児です。
昼夜の区別はしてくれるし、ちゃんと飲んでくれるし、何で泣いてるのか分からなくて困るみたいな泣き方をほとんどしないし、お風呂は中で寝ちゃうほど好きだし、向き癖もなくあっちこっち自分で見てるし。
ただ、母は眠い。それだけです。
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