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Jul 16, 2012

グラフィックデザイン基礎I スクーリング前半戦

スクーリング。今年度初。
そして、今年こそは必修のスクーリングに出て、進級したいのです。

申し込みもしてたし、図々しくもお願いをして当直をはずしてもらってた。
けど、先週末から担当患者さんたちが具合が悪くて。
これは無理かもしれない、行けないかも(=今年も進級は無理)って覚悟はしてた。

でも、ギリギリになんとか落ち着いてくれて。
それでも、初日の土曜日の朝だけは、登校する前に出勤した。
輸血かもしれない、とかいろんな不安要素があったので、当直医の先生に丸投げは悪すぎて。
5時台に出勤、担当患者さんたちの検査・処置をして、指示を出して、7時半前に退社してスクーリングへ。

今回のグラフィックデザイン基礎Iは3日間×2週の6日間がワンセット。
今週の課題はピクトグラム。
単純化した図形で表現し、分かりやすく伝える、というあれです。

課題としては、規定の30種類くらいのパネルの形を組み合わせて、「歩く」「走る」「跳ぶ」のピクトグラムを作ること。



1日目:
前提講義。
そして、グループに分かれて、「歩く」とは何かについて考える。
午後には、「歩く」についてグループ毎にプレゼン。
うちのグループは、スタンダードな「歩く」をコマ割で全員で表現して説明。
更に、いろんな「歩き」についても表現して解説。
(モデル歩き、忍び足、すり足、などなど)

こんなにグループでやることって無かったから、意外と楽しかったー♪

そして、課題に関して説明され、印刷されたパネルたちを切り分けて初日終了。


2日目:
ひたすらピクトグラムの案をねる。
パネルを組み換えながら、次々と案を書きながら。

いやはやいやはや。
やることは単純だし、やりたいことも分かっているのに、意外と難しい。

最初に作っていたら、どっちが右手でどっちが右足か分からない、と先生からご指摘が。
確かに、白黒だし、決まった形だし、右も左も奥も手前もよく分からない。
そこで、奥行き感を出すことに。

歩く、走る、についてひとまず作った後、困ったのは跳ぶ。
意外と跳ばないのです、私のピクトグラムさん。

ひとまず、自分の中では歩いてるし走ってるし跳んでる3種類を作って先生に見てもらったところ。
それぞれの間が近いから、より違いを出すといいのでは?というコメントが。

なるほど。
確かに私のピクトグラムさんは、力強く歩いていて、ジョギング程度に走っていて、走り幅跳びのような跳ぶ、だったため、それぞれの違いが弱い。

「歩く」を普通に歩くポーズに変更。
「跳ぶ」に関して先生から、「走る」と言われたらそうだよね?とのつっこみが。
確かに、上記のような跳ぶ、ではエネルギーが前へ向かっているため、走ると言われれば走るに見えてしまう。
そこで、上に向かう「跳ぶ」を作ることにしたものの、上手く上に向かってくれない。。。

ここで時間切れ。
「跳ぶ」は自宅へ持ち帰り練り直すことに。


3日目:
一応、夜の間に「跳ぶ」雰囲気のものはできたものの。
先生に見せたところ、重たい感じがして軽やかに上がっている感じがしない、と。
うむ。

悩みに悩んでいくつか案は作ったけど、どれもイマイチ。
そうこうしているうちに時間がなくなり、結局夜の案のまま仕上げて提出することに。
作品制作方法としては、紙に絵の具で描くか、黒い紙などを貼るかのどちらか。


出来上がったものを教室中に並べて、みんなで投票。
やっぱり人の作品を見せてもらえるスクーリングというのは刺激が大きいし、学ぶことが多い。
上手な人のは本当に上手。

重心の移動とか、体の表現、奥行きの表現など。
省略して、必要な要素で伝えること。
説明をしなくても誰にでも分かること。
デザインとは何ぞや、というところからな私なので、沢山学ばせてもらいました。

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