著者:東野圭吾
いろんな形の”片想い”が作中に出てくる。
男性とは、女性とは、ということがテーマなのだと思う。
男性と女性は裏表ではなくて、メビウスの帯のように、ずっと辿っていけば裏にも表にもなるような、そんな関係だ、と。
性同一障害の女性(男性?)。男性側にゆれるのか、女性側にゆれるのか、相手で変わったり。
その方を中心に”想い”も交錯する。
ただし、多分、”女性”に想いを抱いている、”男性”に想いを抱いている、ということもタイトルには含まれるんだろうなぁ、と思ってみたり。
うまく言えないけど、一気に読んでしまえるほど面白い。
もともと東野圭吾は好きだけど、これもオススメ☆
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