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Nov 23, 2014

鶴川

秋も深まり、紅葉が美しいこの季節。お散歩日和ですよね。
お昼になり、体を動かせるようになったので、本日は鶴川という、町田市の駅から少し歩いた所にあるお家2カ所に行ってきました。


1.武相荘(ぶあいそう)
白洲次郎さんと正子さんが住んでいた家なのだそうです。
農家を改装したお家で、中にいろんなものを展示してあって、面白かったです。


あんまり白洲ご夫妻のことを知らずに行ったのですが、面白い経歴の方(とか言ったら失礼ですね。。。すごい経歴の方、にします)なのですね。

私としては、お部屋だけじゃなくて、お台所とかも見せていただけたら嬉しかったな、と思いましたが。
でも、お家の考え方自体は好きだな、と思いました。フレキシブルで、余白があるお家。

不思議だったのが、屋根の上の部分(名前分からないんですが)に、寿の文字が入っていたこと。元々なのかな??


2. 香山園(かごやまえん)
こちらは、神蔵家という御偉い方のお家だったところ。
(家の外観を撮るの忘れちゃった!)

入り口にはこんな大きな穴が開いた、トトロに会えそうな立派な木が植わってました。

お家の中は撮影禁止なので撮影していませんが、ここは武相荘と全く違う方向性で面白かったです!
すごく立派な神棚があるお部屋になぜかシャンデリアとか、和と洋が入り交じっているお家です。

一番驚いたのは、ものすごーーーく立派な仏間があること。仏壇とかじゃなくて、仏間。お寺にある、仏像を載せるような立派な台があって、時代劇で将軍が朝にご先祖様にご挨拶に行くような、そんな仏間がありました。
そして、展示してあるお宝(という言い方は庶民ですね。笑)も保存状態よくて、見ていて面白いものばかりでした。

そう、そして、このお家の欄間には障子が入っていました。
逆側から見ると、欄間の模様が影絵みたいになってて面白いのです。

不思議だったので館長さんに聞いてみたところ、昔、炭で暖をとっていた時代は温かい空気があまり上に上に行ってしまって、ということがなかったから、欄間に隙間があっても大丈夫だったんそうで。
だけど、石油ストーブとかになると、温かい空気が全部そこから逃げてしまうのだそうです。だから、障子を入れたんですよ、と教えてくれました。二重になるほど、でした。


そして、お庭。こんな感じなのですが。
私は今ひとつ好きではなかったのです。(とか勝手なこと言ってます。)

この写真のアングルだとあまり目立たないのですが、植え込みが全部同じ丸い形に刈り込まれていて、それがすっごい沢山あるので、お庭の印象として「丸い植え込みが沢山あるぽこぽこした庭」になってしまっているのがもったいないなぁ、なんて素人考えに思いまして。

お庭で不思議だったのが、お水が乳白色なんです。
まるで温泉のような色合い。

苔と池の底と落ち葉と乳白色のお水。
こんな写真も撮れました。

たった2時間あまり。でも、よい気分転換になりました。

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