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Aug 27, 2008

感動

はっ、っと立ち尽くしてしまうくらい。
涙が溢れそうになるくらい。
それくらい、胸にきた言葉・行動をもらい、私の夏が終わった。

1.
今年の夏のバイトでは、0・1・2が担当とは言え、0歳クラスと1歳クラスの手が足りてなかったから、2歳クラスに行くことはあまり無かった。

去年私は非常勤職員として1歳のクラスを担当していたので、今の2歳の子たちの先生だった。
ちょっと寂しいなぁって思ってたら、2歳の子供たちに廊下で会った。
そして、そんな彼らに悲しそうな顔で言われた言葉。

『先生、他の保育園に行っちゃったの?もう来ないの??』

1歳の子にとって、私は何ヶ月も会ってなかった人。
しかも、それまでも週2回2時間ずつしか会ってなかった人。
絶対忘れてると思ってた。
というか、それが普通だと思う。

だけど、覚えててくれた。
「えっ?」って固まっちゃうかと思ったくらい、本当に嬉しかった。
「夏の間は来てるよ、もも組さんと赤ちゃんの先生だったんだよ」 「また来年ね」
って言ったら、『うん!』って言ってくれた。

多分、間が1年開くから来年は忘れ去られてると思う(笑)
だけど、去年非常勤で働いていて、子供たちと過ごした時間というのは、
良かったんだな、って改めて思った。


2.
今日で最後。
そんなことは子供達には言わない。
言わなければ平和に別れて、私を忘れていくから。

そして、いつも私は帰るときにみんなに「またねー、ばいばーい」って言って帰ってきてた。
それが、今日はなぜか同じように「ばいばーい」って言ったら子供たちが寄ってきてくれた。

『あーくしゅでばいばいね。ばいばーい』
って言ってお別れをするのが彼ら流。
両手で握手をして、元気よくばいばいをする。

今日は1歳のクラスだった。
帰るときにクラスのほとんどの子と握手をした状態。
みんなで入り口まで見送ってくれた。

短い夏の間のこと。
忘れられていくことは百も承知だけど、嬉しい瞬間。



子供たちとの過ごすときに心から過ごすことはお互いにとってかけがえのない大事な時間です。

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