さくらんぼ

おばあちゃんが毎年送ってくれるさくらんぼ。

ぎっちり詰まってるこの子達を頬張る幸せ。

ふふふ。

身重

とはよく言ったものです。

確かに既にどうにも重くて疲れて思うようにならない！

実は、今、妊娠5ヶ月です。
（と言っても、医療者には伝わりませんね。妊娠18週です）

＜受診前＞
3月中下旬。 そういえば、気付けば月経が来ない。
心当たりはあんまりないが、このタイミングで赤ちゃん欲しかったし、ゼロではない。あれ？
薬局で買ってきた妊娠検査薬を試すと陽性。おっと。

＜1回目受診＞
なかなか病院に行く時間が取れず、3月末にようやく近医産婦人科へ。
エコーで確認してもらうと、確かに胎嚢は子宮内に確認できるものの正円ではなく、その隣には4cm大の多量の子宮内出血が。。。
先生には、 正常な妊娠とは言えないですねぇ、、、と。

普通、妊娠確定の診察や妊婦健診は自費。
でも、お会計をしたら、3割負担の保険診療になっていました。
そっか、正常とは言えないって言われたもんな、とそこで再認識。
 
家に帰ってから、しばらくショックで固まっていました。
職業が職業ですから、分かっているんです。
初期流産はほぼ胎児因子であり、母体因子の影響はないこと。
それでも、ショックでした。

その後しばらくは、出血してこないかを不安に思う日々。
周りには言えませんから、一人で不安を抱えながら、仕事をして当直をしていました。

不安のためか、4月に入り異動した辺りから体調も不調。
疲労困憊でぐったりしてみたり、食べる気が起こらなかったり。
当直明けの日（普段なら平気で午後まで働いているのに）に、午前中から気持ち悪くて寝込んでみたり。

＜2回目受診＞
時間が取れず、次に病院に行くことが出来たのは、約2週間後。
（本当は、1週間後の再診と言われてたんですけどね。苦笑）
 
エコーで確認してもらうと、やはり巨大な出血はそのまま子宮内にいました。。
が！胎芽が！しかも ドキドキしている！胎児心拍が確認できた！

この時点でようやく、妊娠成立を認めていただけました。
出血は残ってるから、まだ安心は出来ないけど、とりあえずはちゃんと成長してるみたいだね、と。
嬉しかった。完全に安心はできないものの、すごくホッとしました。

「つわり無いの？」と聞かれ、今の症状を伝えたところ「それつわりだよ（笑）」と。
どうも、食べたくなかったり、ふらふらふわふわしていたり、やたら疲れて眠かったりしていた私の体調不良は、つわりだったようで。いやぁ、医療者なのに恥ずかしい。。。

この時点でまだまだ安定どころか、不安要素は残っていたものの、体調が辛くて、特に当直明けが辛かったことから、直属の上司には相談。
外勤（外の病院で診察しなくてはいけない日）の前の日の当直を避けてもらうようにお願いしました。


＜3回目受診＞
その2週間後に行ったところ（今回は指示通り！）、胎芽はちゃんと成長しており、ミニミニ胎盤とミニミニ臍帯も出来てきていました。出産予定日が確定。（11月）
母子手帳も発行されました。

が。
この前の週辺りからつわりが増悪。
朝や晩に嘔吐。（日中は気を張っているからか、あまり吐かないんです。気持ち悪いかな、程度）
食べたくないものが増え、食べられるものが限られる。
何もやる気が起きず、ぐったり。日中の仕事も最小限はこなせるが、それ以上は動けず。
当直は、看護師さんに笑われながらも、午後6-8時から既に寝ている状態。
それだけ寝ていても、明けはフラフラで気持ち悪い。
立ちくらみが激しくなってきて、上の先生が立っていても、私は常に椅子を確保している状態。

世間的に見れば軽い方だと思います。脱水にもならず、点滴もせず。
ただ、仕事をしながらだとキツかった。特に、当直と外勤が辛かった。
（もともと、寝ないと辛いタイプ＋乗り物酔いをすごくするタイプ、ということがあったからだと思います）

 （ちなみに、ちょうどこの頃に、実は挙式披露宴をしています（笑）
そして、挙式披露宴は1年以上前から予約してして、あることを分かった上で、妊娠を計画していました。1月から葉酸も飲んで準備していました。
実は前々日まで嘔吐してたんです。本番に強い私だから大丈夫だろう、と思っていましたが(だからこそ、妊娠計画したのですが)、本当に当日（だけは）けろっと過ごすことが出来ました。そうとう気を張っていたのでしょうね。。翌々日には一度倒れ、再度嘔吐していましたが。）


＜4回目受診＞
週数相当に成長。前回の倍以上のサイズでビックリ。

胎盤も前より成長していました。

初期検査として大量に採血され、健診は4週間ごとへ。

つわりも疲れもあり気持ち悪さや立ちくらみは全く良くならず。

赤ちゃんの保育器の隣に立って、採血、点滴、エコー、などの処置をすることが出来なくなるくらい。

あんまりだったので、人の目は気にしていられず、仕方ないので椅子の高さを高くして座りながらで対応。

帝王切開立ち会い時は、ギリギリまでしゃがむか椅子に座らせてもらって頭を下げていました。

周りに大丈夫？顔真っ青、と言われる頻度も激増。

普段なら全然平気な勤務が難しく、入院が立て続いたり、下を教えていて遅くなったりが辛かった。

疲労困憊具合が半端ではなく、家に帰ると動けず、ふらふらし嘔吐。

そのうち、当直中にゲーゲーするわ、気持ち悪すぎて動けなくなり、ついに上の先生にお願いをして業務を軽減してもらうことに。

病棟と当直はそのまま、乗り物酔いがひどい外勤を減らしていただきました。

代わってくれた先生方、ありがとうございます。

申し訳なさでいっぱいでしたが、この先は胎児因子ではなく、母体因子が大切な時期。

少し移動の負担を減らしてもらって働けるだけはしっかり働こう、完全離脱よりはマシ、と気持ちを切り替えました。

妊娠って、人によるのだと思いますが、体が言うことを聞かないというか、ふんばりがきかないというか。

もう一人お腹に抱えていることがこんなにも大変だとは、、、

仕事以外は家でひたすら寝てました。他は何もしてないのに、それでも、減らしてもらっている最小限の仕事がいっぱいいっぱい。

それでも、自宅で吐くことが続き、4ヶ月の半ば位には吐きすぎて血性嘔吐になり、自宅で連日点滴に繋がれたりもしました。。

＜5回目受診＞ 

私の体調が悪くて辛かったので、健診と相談を兼ねて産婦人科受診へ。

今回から経腹エコーに！

吐くわりにガスも溜まるし肥えてきた…、とか思っていたのに、なんと子宮でした（笑）

子宮底が15cmと言われ、想像してたサイズより大きくてビックリ。

腹囲が今まで聞いたことないような数値で、そりゃワンピースしか入らないし、苦しくて仕事もマタニティーズボンにせざるを得なかったんだ、と納得。

赤ちゃんも週数相当に大きくなっており、バタバタ元気で子宮内でクルクル向きを変えてました。母がこんな体調でも、赤ちゃんは元気に成長するんだからすごいですね。

体調に関しては。

つわり長めだねぇ、もう終わるはずだけどねぇ。吐きながらも食べられていたり、日常生活なんとかなるなら、仕事はそのままでいいよ、分食にしてみて、と。

まぁ無理しない範囲で、と付け加えられましたが。

そして。
妊娠5ヶ月、妊娠中期になりました。測定値も、長さの単位だけでなく予測体重が計算できるようになってきています。

まだ体調はフラフラで、当直明けや明け明けの日は疲れて吐いてますし、立ちくらみで病棟で倒れたこともありますが、病棟・外来・当直と普通の業務は全てこなしています。今日も日当直です（笑）

鈍い私のこと、胎動なんてわからないかと思っていたら、16週にすぐ分かりビックリ。ポコポコされました。

お腹の標高が高くなってきているような気がします。私服だとどう見ても妊婦、でもスクラブ白衣だと全く目立ちません（笑）

世の中的には安定期と呼ぶらしいけど、私たちの業界で働いている者にとっては、安定期って何？そんなもの存在しないよね、という認識。

とはいえ、初期流産リスクは軽減しますからね。一段階目終了な気分。

次は切迫早産にならないように満期まで、が目標です。

医療者はバタバタしてるし、当直もあるし、切迫早産になってしまう率が他職種より高いので、、、

元気に大きく育ってくれますように。
また経過ご報告します。

結婚式

私よりも一足早く、1年半前に入籍した弟。

この度ようやく挙式披露宴を行いました。

気になっていたパレスホテルでの挙式披露宴。

楽しみにしてたんです♪

一週間予報が雨だったから、てるてる坊主を作って、当日を迎えました。

そしたら！ちゃんと晴れてくれました。

挙式会場も気持ちよく、その後も隣のテラスで日差しのある中で記念写真タイム。

素敵な時間でした。

披露宴会場は窓のない屋内のお部屋でしたが、広くて天井も高く、雰囲気よい会でした。

奥さんが可愛くて、二人とも幸せそうで、見ているこっちが嬉しかった(*^^*)

末永くお幸せに。

今後ともよろしくお願いします。